飛行機の系図

現在、富山では、現在ジブリの大博覧会がガラス美術館にて行われています。ひときわ、会場に入る前の、「天空の城ラピュタ」にでていた大きな飛行船が目を引きます。今回は、飛行機の系図をテーマに年代別に見ていきたいと思います。

飛行船と飛行機の違い

まず初めに、飛行船と飛行機の違いについてです。航空機は、浮力を利用して飛ぶ軽航空機と翼によって揚力を得て飛ぶ重航空機とに分けることができます。

飛行機の誕生

1903年。ご存じアメリカのライト兄弟が作った飛行機が世界最初の飛行機と言うことで公認されました。これを知ったヨーロッパでは、飛行家達の自作の飛行機が次々と登場しました。

ライト・ホアザン・ファルマン・ブレリオ達の功績で、安定した飛行と自由な操縦という飛行機の基本の形ができるようになりました。

1910年代

航空工業としての成長期。水上機といって、車輪の代わりに浮きをつけて水上で発着するものやスピードレース専用の競徒機が誕生しました。

1914~1918年 第一次世界大戦

第一次世界大戦の時は、沢山の種類の軍用機が生産されました。そして、頑丈で軽い機体・強力なエンジンの開発など、飛行機の性能と技術が高くなりました。戦後は、戦時中の作られた軍用機やパイロットによって民間空港は支えられ発展していきました。

第一次世界大戦前の翼は、ほとんどが複葉機でしたが、戦後はジュラルミンなどの軽い金属の出現と技術の進歩により片持ち式単葉機が主流になりました。

ちなみに、ジュラルミンといえば、空の旅のお供のスーツケース。ドイツの人気ブランドRIMOWAのトパーズもジュラルミンでできています。

1927~1932年

競走用飛行機や成層圏実験機、など様々なタイプの飛行機が現れました。
日本初の国産旅客機もこの時期に登場しています。
ちょうど、ジブリ映画「紅の豚」もこの時代の設定です。

1939年~1945年第二次世界大戦

航空大革命と言われるジェット機とロケット機が誕生。戦争が皮肉にも航空技術を大発展させました。

1950年 プロペラ旅客機の全盛期

アメリカでは、ダグラス、ロッキード、ボーイングの三代メーカーが競い合いプロペラ旅客機を作っていました。

1960~1979年

ターボジェットから低燃費・低騒音のターボファンに付けかえたボーイング707やダグラスDC-8の発展型が登場し、次々と大型機が生まれました。また超音速旅客機も生まれました。

最後に

今では、空を飛んで海外へ行くどころか、大気圏を突き抜け月にまでいける時代。今から100年後には、技術の進歩によりどのような景色になっているのだろうか。想像するとワクワクします。

ちなみに、富山で開催しているジブリの大博覧会は、2019年2月24日までです。富山市のガラス作家が制作したジブリのキャラクターの幻燈楼が、富山展オリジナルの作品として展示されていました。

【参考図書:飛行機の歴史 山本忠敬 福音館書店/飛行機のすべて 三澤慶洋 日本実業出版社】

(黒川総研 系図倶楽部より)